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国産の材料で日本の職人が作った棕櫚箒(シュロほうき)
竹の持ち手に棕櫚皮の穂先。
卓上で使うのにちょうどいい小ぶりなサイズ。
棕櫚皮を銅線で束ね、穂先をほぐした皮箒(かわぼうき)と呼ばれるタイプの棕櫚箒です。
サイズ：約21.5×9cm
国内にある南国情緒が感じられる樹木はだいたい棕櫚の木。
棕櫚は椰子の一種で、正確には唐棕櫚(トウジュロ)と和棕櫚(ワジュロ)の二種類があります。
その内ほうきの材料に使うことができるのは和棕櫚のみです。
国内の至る所で見ることのできる棕櫚の木ですが、ほうきの材料になる棕櫚皮の採取も棕櫚箒の製作も今ではほとんど国内では行われず、輸入品に頼っています。
そんな中、こちらの棕櫚箒は純国産品です。
棕櫚皮も持ち手の竹も、愛媛県喜多郡内子町(きたぐんうちこちょう)で採れたもの。
内子町のえひめ伝統工芸士と呼ばれる職人が、材料採りからすべての工程を一人で行っています。
真っ直ぐ切り揃えられた穂先。
落ち着いた風合いの棕櫚に銅線巻が美しい。
棕櫚は水に強い素材ですが、銅線巻部分は錆びてしまいます。
なるべく濡らさず、水気がついてしまった際にはすぐに拭き取ってください。
棕櫚の繊維は細く弾力がありしなやか、耐久性にも優れた素材。
棕櫚箒は掃くものを傷つけず、ホコリが舞い上がりにくく細かい塵も集めやすいといわれます。
使い始めは棕櫚繊維の屑が多少落ちますが、使い続けていく内に落ちなくなっていきます。
棕櫚が傷みますので、早く屑を落とそうと穂先を無理に広げたり叩くなどはおやめください。
お部屋にあるだけで画になる佇まい。
日常生活で重宝する手頃なサイズ感。
手に届く所に吊るしておけば、汚れが気になった時にさっと掃除ができて便利です。
使い勝手がよく、デザイン性の高い国産の棕櫚箒です。
| 材質 | シュロ皮、竹 |
| サイズ | 約21.5×9cm |
| 生産国 | made in Japan |
